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約10年ぶりのアメリカ上陸。ニューヨークでの生活、写真。


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Dress Code

スーツ着用の人を見ることが少ないのは、保守的といわれていたニューヨークの法律事務所も、最近は多くの事務所がビジネス・カジュアルを採用するようになっているからである。
といっても、「ビジネス・カジュアル」(BUsiness Casual)は、分かったような分からないような概念である。日本のように、蒸し暑い夏に常時スーツとネクタイというのも堅苦しいことこの上ないが、こちらのビジネス・カジュアルが時にだらしなく見えるのもまた確かだ。

日本で流行っている(?)ジャケパン・スタイルであればビジネス・カジュアルを満たしていると思うのだが、形式的にシャツを着ているだけの人もいて、個人的には違和感を覚えることが結構ある。
分かりやすく表現すると、ある人はアメリカン・トラッドのブルックスブラザーズのボタンダウンのシャツとウールパンツだが、ある人はアウトドア用品で有名なLLビーンのネルシャツとチノパンという感じである。後者は、まあシャツといえばシャツだが「ビジネス」ではないような気がするのだが、誰からもクレームは来ないようだ。前者の場合であっても、ネクタイをしている人は殆ど見かけない。ジャケパン・スタイルであればネクタイをしていなくても見栄えが問題となることは多くないと思うのだが、スーツ上下でシャツを着てネクタイを外していると何とも言えない仕上がりになるような気がする。日本の前総理大臣のクールビズが良い例だが、これはアメリカでもそんなに違わない。
なお、男性は夏になると半袖ポロシャツの輩も登場するらしい。女性にも、一見すると学生みたいな格好をしている人もいる。

このようにかなり柔軟なビジネス・カジュアルも、クライアントとの会議では当然制限され、スーツにネクタイとなる。逆に言うと、ビジネス・カジュアルが許されているのは、アソシエイトがクライアントに会うことが普段は少ないからである(緊急の会議に備えてネクタイ等をオフィスに置いておくことが奨励されてはいるけれど)。現に、パートナーとアソシエイトでは、スーツ・タイの着用率はパートナーの方が圧倒的に高い。

以前別の事務所のアソシエイトと話していたら
「アソシエイトにとってのクライアントはパートナーだから、僕はちゃんとスーツを着ているよ」
と、誰かが聞いたら嬉しくて涙を流しそうなセリフが出てきた。でも、多くのアメリカ人にはそんな発想なんてないだろうなという気がする。
Dress Code_e0036628_1315773.jpg

by NYlawyer | 2007-04-22 01:32 | Law Firm