約10年ぶりのアメリカ上陸。ニューヨークでの生活、写真。
by NYlawyer
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ニューヨーク 夏の終わり
先日ご一緒させていただいたマーサ・グハラム・カンパニーのプリンシパルでいらっしゃるmiki3lotusさんに教えていただいたFall for Dance Festival at City Centerのチケットを入手すべく、ニューヨーク・シティーセンター劇場へ。売り出し開始は、11時です。
チケット獲り名人47thさんが「11時に行きましょう」というので、11時過ぎくらいに55丁目に着いたところ、もう既に長蛇の列。
売り場は、55丁目に面していて6th Avenueと7th Avenueの間にあるんですが、長蛇の列は売り場から55丁目に面して7thに達しそこから北に折れて56丁目まで広がり、さらに6th Avenueに向って56丁目につながっています。
少なくとも私がニューヨークで見ているアメリカ人(ニューヨーカー)は、例えば、地下鉄が来ないと(実際なかなか来ないことが多いですが)ホームから身を乗り出して覗き込みイライラして電車を待ちますし、青信号ですぐ発射しないと自家用車もタクシーもクラクションを容赦なく鳴らしますし、歩行者も信号を守って待ち続けるということはほとんどありません。
ところが、このチケットを買うために、ブツブツいいながらも辛抱強く待ち続けているのはとても意外でした。もちろん低価格で一流の芸術に触れられるというのはニューヨークならではなので「待つ甲斐」があるとは思いますが、チケットを売っている人たちの要領・事務処理の問題が多分あって列はほとんど動きません。20メートルを2~30分かけて進む牛歩、という感じです。
しかも今日のニューヨークは陽こそ出ているものの、風があり結構冷えます。
さくっと買って帰る予定であった我々は、結局3時間以上立ちっぱなしで待ち続けることになってしまいました。
しかし、どうせ男2人で待ち続けるのであればということで、私は普段から聞きたかったちょっとした質問を色々とさせてもらって得をした気分です。
女気のない日曜日のお昼を過ごさせてしまって申し訳なかったのではありますが^^
しかも、私はこのあと、テニスのUSオープンの決勝を見に行く予定だったのですが、上に書いた通りまったく動く気配がなかったのでソワソワしていたところ、何と、47th先生が何と私の分まで買っておいてくれるというではありませんか!私は遠慮なくこのお言葉に甘え、お先に失礼させていただきました。ただ、この後、チケットを無事入手できたかは分かりません。。
その後、我が国○○行政の若手ホープのH氏と合流し、センターコートへ。
1セット目はワンサイドゲームの予感すら漂う、余裕のフェデラー。
2セット目と3セット目は、フェデラーのバックハンドのスライスが結構頻繁にネットにかかったのと、ロディックのサーブが早いのとでやや手こずった感じですが、4セット目の試合運びは圧巻。
ロディックは3セット目の最後のゲームで持ちこたえられずに、実質的には3セット目で試合が終わってしまいました。
フェデラーは本当に強い。試合を「支配する」というのはこういうことかと納得してしまう試合運びでした。
ところで、これまた47thさんが触れられている、Who Monitors a Judge (in Tennis and others)?ですが、このシステムは非常に興味深いものでした。
このシステムの概要はというと・・
Rules for instant replay challenge system at US Open (カッコ内補充)
会場のスクリーンに出てくるのは、テレビゲームで見るようなCG映像です。
①最後にショットを放った選手からボールが相手方コートに伸びて行きライン上に落ちるまでの軌跡を映し出し、②最後にちょっとアングルを引いてライン上からの映像にし、アウトなのかインなのかを映し出します。
何処にカメラがあるのか探したのですが、結局それらしきものは発見できず。一体どの映像を流しているのか分からずじまい。コート付近のカメラで撮っているのかすら、良く分かりません。ウインブルドンはサービスのときだけ、「ピー」と音が鳴りますが、あれもどうやっているんですかね?
ところで、改めて気づいたんですが、テニスとメジャーリーグでは客層が全然違いますね。メジャーリーグの観客席は食い散らかした後が本当に汚らしいのですが、テニスではそんなことはありません。今日もセレブリティが沢山来ていたようです。あと、野球場は空いているからと前の良い席に座るとチケットを見せるよう要求されて退散する人たちを見かけるのですが、ここではこの点はなぜか寛容です。チケットのチェックも厳しくありません。また、家路に付く観光客にリムジンサービスやシャトルサービスを自社の従業員に提供している会社名を見ると、「ああ資本主義だなあ」と感じてしまいます。
* * * * *
試合が終わった夜8時前には空がもう暗くなっており、日が確実に短くなっていることを実感します。
USオープンが終わると、ニューヨークの夏ももう終わり。
短い秋を駆け抜けて、またあの寒い冬がやってきます。
チケット獲り名人47thさんが「11時に行きましょう」というので、11時過ぎくらいに55丁目に着いたところ、もう既に長蛇の列。
売り場は、55丁目に面していて6th Avenueと7th Avenueの間にあるんですが、長蛇の列は売り場から55丁目に面して7thに達しそこから北に折れて56丁目まで広がり、さらに6th Avenueに向って56丁目につながっています。
少なくとも私がニューヨークで見ているアメリカ人(ニューヨーカー)は、例えば、地下鉄が来ないと(実際なかなか来ないことが多いですが)ホームから身を乗り出して覗き込みイライラして電車を待ちますし、青信号ですぐ発射しないと自家用車もタクシーもクラクションを容赦なく鳴らしますし、歩行者も信号を守って待ち続けるということはほとんどありません。
ところが、このチケットを買うために、ブツブツいいながらも辛抱強く待ち続けているのはとても意外でした。もちろん低価格で一流の芸術に触れられるというのはニューヨークならではなので「待つ甲斐」があるとは思いますが、チケットを売っている人たちの要領・事務処理の問題が多分あって列はほとんど動きません。20メートルを2~30分かけて進む牛歩、という感じです。
しかも今日のニューヨークは陽こそ出ているものの、風があり結構冷えます。
さくっと買って帰る予定であった我々は、結局3時間以上立ちっぱなしで待ち続けることになってしまいました。
しかし、どうせ男2人で待ち続けるのであればということで、私は普段から聞きたかったちょっとした質問を色々とさせてもらって得をした気分です。
女気のない日曜日のお昼を過ごさせてしまって申し訳なかったのではありますが^^
しかも、私はこのあと、テニスのUSオープンの決勝を見に行く予定だったのですが、上に書いた通りまったく動く気配がなかったのでソワソワしていたところ、何と、47th先生が何と私の分まで買っておいてくれるというではありませんか!私は遠慮なくこのお言葉に甘え、お先に失礼させていただきました。ただ、この後、チケットを無事入手できたかは分かりません。。
その後、我が国○○行政の若手ホープのH氏と合流し、センターコートへ。
1セット目はワンサイドゲームの予感すら漂う、余裕のフェデラー。
2セット目と3セット目は、フェデラーのバックハンドのスライスが結構頻繁にネットにかかったのと、ロディックのサーブが早いのとでやや手こずった感じですが、4セット目の試合運びは圧巻。
ロディックは3セット目の最後のゲームで持ちこたえられずに、実質的には3セット目で試合が終わってしまいました。
フェデラーは本当に強い。試合を「支配する」というのはこういうことかと納得してしまう試合運びでした。
ところで、これまた47thさんが触れられている、Who Monitors a Judge (in Tennis and others)?ですが、このシステムは非常に興味深いものでした。
このシステムの概要はというと・・
Rules for instant replay challenge system at US Open (カッコ内補充)
-- Each player gets two challenges per set to review line calls.(1セット、2回まで行使可能)
-- A graphic rendering of the shot in question is played on the on-court video screen that the players, officials and fans can see. The ball's landing spot is shown. (スタジアムに設置されたスクリーンに映し出される)
-- If the replay shows the original call was wrong, the player keeps that challenge. If the original call was right, the player loses that challenge. (審判の判定が間違っていた場合には、challengeの行使可能回数は行使前のまま)
-- Each player will get an extra challenge if a set goes to a tiebreaker. (タイブレイクとなった場合は、1回行使できる)
-- Players cannot carry over challenges from one set to the next. (次のセットに持ち越すことはできない)
-- At the U.S. Open, the system will be used for matches at Arthur Ashe and Louis Armstrong stadiums. (USオープンでは Arthur Ashe and Louis Armstrongの2つの会場で使用される)
会場のスクリーンに出てくるのは、テレビゲームで見るようなCG映像です。
①最後にショットを放った選手からボールが相手方コートに伸びて行きライン上に落ちるまでの軌跡を映し出し、②最後にちょっとアングルを引いてライン上からの映像にし、アウトなのかインなのかを映し出します。
何処にカメラがあるのか探したのですが、結局それらしきものは発見できず。一体どの映像を流しているのか分からずじまい。コート付近のカメラで撮っているのかすら、良く分かりません。ウインブルドンはサービスのときだけ、「ピー」と音が鳴りますが、あれもどうやっているんですかね?
ところで、改めて気づいたんですが、テニスとメジャーリーグでは客層が全然違いますね。メジャーリーグの観客席は食い散らかした後が本当に汚らしいのですが、テニスではそんなことはありません。今日もセレブリティが沢山来ていたようです。あと、野球場は空いているからと前の良い席に座るとチケットを見せるよう要求されて退散する人たちを見かけるのですが、ここではこの点はなぜか寛容です。チケットのチェックも厳しくありません。また、家路に付く観光客にリムジンサービスやシャトルサービスを自社の従業員に提供している会社名を見ると、「ああ資本主義だなあ」と感じてしまいます。
* * * * *
試合が終わった夜8時前には空がもう暗くなっており、日が確実に短くなっていることを実感します。
USオープンが終わると、ニューヨークの夏ももう終わり。
短い秋を駆け抜けて、またあの寒い冬がやってきます。
by NYlawyer
| 2006-09-11 13:38
| Colors of New York