約10年ぶりのアメリカ上陸。ニューヨークでの生活、写真。
by NYlawyer
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今週からローファームでの日々が始まった。
といっても、今週はオリエンテーションなので仕事はなく、事務所の概要や理念の説明を受けたり、電話やイントラネットやブラックベリーの使い方、各種データベースの使い方、備品の注文の仕方などの説明を一通り受けていた。
日本の大手事務所の新人アソシエイト入所後の研修では、企業法務でよく使うことになる法律のOverviewくらいはやるものだが、ここでは法律に関するレクチャーは皆無である。
一応、僕の配属はCorporate DepartmentなのでCorporate Practiceに関する冊子みたいなものとロースクールで副教材に指定されていたような本が2冊配られたが、内容に触れることは無く終わってしまった。
僕と同じタイミングで勤務開始となったのは、アメリカのロースクールのJ.D.プログラムを卒業した者(アソシエイト)と、LL.M.を卒業した者(フォーリン・アトーニーとか、インターナショナル・アソシエイトとか、インターナショナル・インターンとか呼び方は事務所によって異なる)で、15名くらい。この事務所の弁護士数は全世界で1,000名までには届かないが500名は超えているという感じだから15名というのは少ない印象を受けるが、これはニューヨークだけの数字だし、そもそも「一斉勤務開始日」がなく、アソシエイトは自分の希望する日をいくつかの候補日から選ぶことになるで、ニューヨークの今週はたまたまこれだけということか。
この事務所はアメリカ以外の国にも展開しているからなのか、この面子だけを見ると国際色は(ロースクールと比べても)豊かではない。ただ、事務所のメンバーの経歴とかを見ているとJ.D.の連中の出身地というのは本当に千差万別で国籍とかどこで生まれたかとかを聞いてもほとんど意味が無いしこっちも別に聞かないし、多分そもそも誰も気にしていない。最初にアサインされた案件のチームには、アメリカ出身のアメリカ人は一人もいない。それでも(当たり前だが)みな英語はうまく(?)、こちらの英語もロースクールの同級生と話しているときよりも「通じている」という感じがする。日本に生まれたことをどこかで言い訳にしていた自分が少し情けない気分にもなる。最近は海外で活躍している日本人が増えているし(もちろん以前からいたのだろう)それは喜ばしいことではあるけれども、それでも彼ら(日本人以外)の"mobility"というかフットワークの軽さには到底及ばない感じがする。いずれ日本に戻ることになる自分から見ると、少しうらやましくもあるが自分の「ルーツ」がないこの国でやっていくのは大変そうでもあり、いつも複雑な気持ちになるのであった。
50階近いフロアの窓からはマンハッタンが一望できる。オフィスもきれいで清潔感があるし、なかなか快適だ。
問題は・・僕の部屋には窓がないこと。
ということでボチボチやっていきます。
といっても、今週はオリエンテーションなので仕事はなく、事務所の概要や理念の説明を受けたり、電話やイントラネットやブラックベリーの使い方、各種データベースの使い方、備品の注文の仕方などの説明を一通り受けていた。
日本の大手事務所の新人アソシエイト入所後の研修では、企業法務でよく使うことになる法律のOverviewくらいはやるものだが、ここでは法律に関するレクチャーは皆無である。
一応、僕の配属はCorporate DepartmentなのでCorporate Practiceに関する冊子みたいなものとロースクールで副教材に指定されていたような本が2冊配られたが、内容に触れることは無く終わってしまった。
僕と同じタイミングで勤務開始となったのは、アメリカのロースクールのJ.D.プログラムを卒業した者(アソシエイト)と、LL.M.を卒業した者(フォーリン・アトーニーとか、インターナショナル・アソシエイトとか、インターナショナル・インターンとか呼び方は事務所によって異なる)で、15名くらい。この事務所の弁護士数は全世界で1,000名までには届かないが500名は超えているという感じだから15名というのは少ない印象を受けるが、これはニューヨークだけの数字だし、そもそも「一斉勤務開始日」がなく、アソシエイトは自分の希望する日をいくつかの候補日から選ぶことになるで、ニューヨークの今週はたまたまこれだけということか。
この事務所はアメリカ以外の国にも展開しているからなのか、この面子だけを見ると国際色は(ロースクールと比べても)豊かではない。ただ、事務所のメンバーの経歴とかを見ているとJ.D.の連中の出身地というのは本当に千差万別で国籍とかどこで生まれたかとかを聞いてもほとんど意味が無いしこっちも別に聞かないし、多分そもそも誰も気にしていない。最初にアサインされた案件のチームには、アメリカ出身のアメリカ人は一人もいない。それでも(当たり前だが)みな英語はうまく(?)、こちらの英語もロースクールの同級生と話しているときよりも「通じている」という感じがする。日本に生まれたことをどこかで言い訳にしていた自分が少し情けない気分にもなる。最近は海外で活躍している日本人が増えているし(もちろん以前からいたのだろう)それは喜ばしいことではあるけれども、それでも彼ら(日本人以外)の"mobility"というかフットワークの軽さには到底及ばない感じがする。いずれ日本に戻ることになる自分から見ると、少しうらやましくもあるが自分の「ルーツ」がないこの国でやっていくのは大変そうでもあり、いつも複雑な気持ちになるのであった。
50階近いフロアの窓からはマンハッタンが一望できる。オフィスもきれいで清潔感があるし、なかなか快適だ。
問題は・・僕の部屋には窓がないこと。
ということでボチボチやっていきます。
by NYlawyer
| 2006-09-16 07:29
| Law Firm