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約10年ぶりのアメリカ上陸。ニューヨークでの生活、写真。


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「再チャレンジ」という言葉の違和感

提唱している総理大臣本人が「チャレンジ」からは無縁そうな人であることも理由かもしれませんが、再チャレンジという言葉がどうもしっくり来ません。
個人的に、「チャレンジ」という言葉の意味を理解できたのは最近のような気がします。私は試練とか真価が問われるとかいう意味だと理解していますが、この言葉にはいろんな意味があり(参考)、私がここで念頭に置いているのは
a difficult or demanding task, esp. one seen as a test of one's abilities or character.

に近いでしょうか。やっぱり、結構厳しい含意があるような。

日本の社会が「再チャレンジ社会」になるというのはほとんど革命ではないかとすら思います(パラダイムシフトはそれくらい大変だという意味です)。もちろん、日本も挑戦する人を応援する社会であるべきだと思いますが、私のここでの疑問は、「再チャレンジ」を推進している人たちと、それを聞いて納得している国民の間にPerception Gapはないのかという点です(政府もそこまで意識して使っていないのかも知れませんけど)。
で、結局、「再チャレンジ」から何が生まれるかというと、こういう政策なわけです。

金融庁、動産担保融資の実績など公表要請・全国の金融機関にNIKKEI NETより)
 金融庁は26日、全国の668金融機関に対し、企業の保有する商品在庫や原材料など動産を担保とした融資などの実績を公表するよう要請した。個人保証に過度に依存しない融資を推進する狙いで、政府の再チャレンジ政策の一環。全国銀行協会などにもアンケート調査を実施し、業界の取り組み状況をまとめるよう依頼した。

 金融庁が要請したのは大手銀行や信託銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合、外国銀行など668金融機関。動産担保融資のほか、知的財産を担保にした融資、企業の財務状況に着目した融資を公表対象としており、今年3月末時点の残高や2006年度中の実行額などの開示を求めている。

 金融庁は個別金融機関の実績が比較できるようになることで、これらの融資の取り組みが活発になることを期待している。

 金融機関は5月以降に予定される2007年3月期決算の発表時に融資実績を公表する。特徴のある個別事例も開示の対象とする。(20:59)

一応、経済財政運営と構造改革に関する基本方針2006(添付PDF27ページ)(これはいわゆる「骨太の方針」です)にもそれらしきことが書かれていますが、「動産担保」と「再チャレンジ」ってイマイチ繋がらないような気がします。
また、(金融機関に金融庁や日銀の検査が入るとその対応で非常に忙しくなるという話をよく耳にします。もちろん、安定した金融システム維持のために必要な検査や不正があったときの検査は必要なものとして受忍すべきだと思いますが)、ちょっとイマイチなこういう「要請」への対応による社会的負担(というと大げさですが)を強いているのではバランスが取れていないのではないか、と。金融庁が、動産担保で保全されている銀行貸付の評価を変えるというのなら、またちょっと違うかもしれませんが(フォローできていないのですがそういう動きをご存知の方は教えてください)。
by NYlawyer | 2007-03-28 00:17 | Thought On...