約10年ぶりのアメリカ上陸。ニューヨークでの生活、写真。


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まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか


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米バージニア工科大銃乱射事件のbacklash

米バージニア工科大の銃乱射事件ですが、自殺した容疑者が自分で録画した(犯行声明)ビデオをNBCに送りつけてきたということで、これをNBCが放映したところ、抗議が殺到しているとのこと。
ざっくり言ってしまうと、アメリカのマスコミは情報は隠さずどんどん垂れ流して、視聴者に判断を委ねてしまっているようなところがあると思います。そうすると情報過多になってしまうし、不必要に刺激的な内容の番組が多くなることになる(先日も、12,3歳の女子とネット上で知り合って売春しようとする男性をおとり捜査しインタビューし逮捕するまでの過程を、赤裸々に放送していてビックリしました)。それでも、既存のマスメディアでは一応制約があるので、歯止めがかかることはありえます。実際NBCも、「コマーシャリズムで遺族と視聴者を刺激している」という批判を受けて、(犯行声明)ビデオを短く編集して使い続けることにしたそうですが、YoutubeやGoogle Videoでは相変わらず全編を見れてしまう訳です。Youtubeの既存秩序の壊しっぷりが注目されますが、根底にある発想は既存マスメディアと変わらないような気がします。というか、Youtubeは色々な意味でアメリカでしか登場しえなかったのではないかと思います。

バージニアでの事件に話を戻すと、容疑者が中国人学生ではないかとの報道が当初なされたが、容疑者は韓国人であると判明したため、中国政府が報道機関に正式に抗議したとか。政府が言論をコントロールしてしかるべきという発想というと言いすぎでしょうか。同国の表現の自由に対する考え方が出ているように思われます。ただ、フェアネスの観点から付け加えると、この大学には中国人学生が多いことから彼らの身を案じた発言であることも間違いないかと思います。

また、韓国政府が、上記襲撃事件の容疑者が韓国人であったことから、謝罪したとかしないとか。
報道から受ける印象ですと、韓国政府は、大学で韓国人学生への風当たりが強くなっているようなので、これを和らげるためにもお見舞いを表明していようです。英語では、いろんな表現が使われているので、オリジナルの言葉のニュアンスが正直わからないのですが、政府内でもやや混乱していたような印象を受けます。ただ、(私もグーグルニュースをサーフィンしただけですが)特にアメリカ西海岸では、「謝罪する必要はないのではないか」との報道がされており、謝罪したと受け止めた人がいることは事実のようです。ちなみに、西海岸が神経質になっているのは、ロス暴動の時に韓国人街が襲撃されたこともあって韓国人全体の責任とされることを警戒しているからだと思われます。

中国政府の反応も韓国政府の反応も、メディアはこれを「backlashを恐れている」と表現していますが、謝罪したらそれはそれでbacklashがあるような気がします。

世界は一つかも知れませんが、やっぱり一つではないと思う今日この頃。
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by NYlawyer | 2007-04-21 04:46 | Thought On...

「再チャレンジ」という言葉の違和感

提唱している総理大臣本人が「チャレンジ」からは無縁そうな人であることも理由かもしれませんが、再チャレンジという言葉がどうもしっくり来ません。
個人的に、「チャレンジ」という言葉の意味を理解できたのは最近のような気がします。私は試練とか真価が問われるとかいう意味だと理解していますが、この言葉にはいろんな意味があり(参考)、私がここで念頭に置いているのは
a difficult or demanding task, esp. one seen as a test of one's abilities or character.

に近いでしょうか。やっぱり、結構厳しい含意があるような。

日本の社会が「再チャレンジ社会」になるというのはほとんど革命ではないかとすら思います(パラダイムシフトはそれくらい大変だという意味です)。もちろん、日本も挑戦する人を応援する社会であるべきだと思いますが、私のここでの疑問は、「再チャレンジ」を推進している人たちと、それを聞いて納得している国民の間にPerception Gapはないのかという点です(政府もそこまで意識して使っていないのかも知れませんけど)。
で、結局、「再チャレンジ」から何が生まれるかというと、こういう政策なわけです。

金融庁、動産担保融資の実績など公表要請・全国の金融機関にNIKKEI NETより)
 金融庁は26日、全国の668金融機関に対し、企業の保有する商品在庫や原材料など動産を担保とした融資などの実績を公表するよう要請した。個人保証に過度に依存しない融資を推進する狙いで、政府の再チャレンジ政策の一環。全国銀行協会などにもアンケート調査を実施し、業界の取り組み状況をまとめるよう依頼した。

 金融庁が要請したのは大手銀行や信託銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合、外国銀行など668金融機関。動産担保融資のほか、知的財産を担保にした融資、企業の財務状況に着目した融資を公表対象としており、今年3月末時点の残高や2006年度中の実行額などの開示を求めている。

 金融庁は個別金融機関の実績が比較できるようになることで、これらの融資の取り組みが活発になることを期待している。

 金融機関は5月以降に予定される2007年3月期決算の発表時に融資実績を公表する。特徴のある個別事例も開示の対象とする。(20:59)

一応、経済財政運営と構造改革に関する基本方針2006(添付PDF27ページ)(これはいわゆる「骨太の方針」です)にもそれらしきことが書かれていますが、「動産担保」と「再チャレンジ」ってイマイチ繋がらないような気がします。
また、(金融機関に金融庁や日銀の検査が入るとその対応で非常に忙しくなるという話をよく耳にします。もちろん、安定した金融システム維持のために必要な検査や不正があったときの検査は必要なものとして受忍すべきだと思いますが)、ちょっとイマイチなこういう「要請」への対応による社会的負担(というと大げさですが)を強いているのではバランスが取れていないのではないか、と。金融庁が、動産担保で保全されている銀行貸付の評価を変えるというのなら、またちょっと違うかもしれませんが(フォローできていないのですがそういう動きをご存知の方は教えてください)。
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by NYlawyer | 2007-03-28 00:17 | Thought On...

「女性は産む機械」発言

某大臣のこの発言、過剰なまでに報道されていますし、その不適切さについてはあらためて批判するまでもないので、ここでどうこう言うつもりはありません。
ただ、この発言、その前後の文脈を無視して、ここだけ都合よく切り取られた感が強いことも確かです。

先々週の日経新聞(ここニューヨークですと、朝刊と夕刊が編集されて届きますので、日本だと恐らく夕刊ですが)の「こころの玉手箱」という人物特集で、この国務大臣が特集されていました。
この「こころの玉手箱」は「私の履歴書」をものすごく簡略化したようなものなのですが、私は、この国務大臣の記事を見たときには、
幼少のころ非常に苦労している
新聞配達をしなくては食っていけなかったためやむなく夜学に通った
勉強し東京大学に入学した
戦後の苦労を味わった多くの国民の一人、あるいは「立身出世の人」なんだなあという印象を受けました(記憶違いでしたらすみません)。また、ご婦人も仕事をされていて、著名な方のようです。

もちろん、「政治家にしては脇が甘い」とか、「新聞のインタビュー記事なんて美談しか言わないだろう」ということも分かるのですが、「女性は産む機械」だという切り取られたワンフレーズで彼の人格を片付けてしまうのは、非常に抵抗があります。人の人生というのは、もう少し深いものなのではないでしょうか。

総理もこの大臣をかばうなんて人が良すぎるという評もあるようですが、こんなことでイチイチ大臣を取り替えていたら総理大臣の威厳もリーダシップもあったものではありません。むしろ、何があってもこの大臣を守るという気概を見せて欲しいものです。そうでなくては、誰も付いて行かない(行けない)でしょう。
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by NYlawyer | 2007-02-05 03:59 | Thought On...

Martin Luther King Day

一日過ぎてしまったが、アメリカは、昨日1月15日は、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(Martin Luther King, Jr: Wikipedia)の誕生日で祝日であった。
マーティン・ルーサー・キング・ジュニアと言えば、"I Have a Dream"のスピーチがあまりにも有名であるが、個人的には、1968年4月3日の"I've Been to the Mountaintop"というスピーチも同じくらい印象的である(映像で見ると「鳥肌もの」なのだが、このスピーチは動画では発見できなかった)。

この日彼の表情はどこか悲しげに見えるし、緊張か何かで引きつっている様にも見える。それは出口の見えない黒人解放運動の行き詰まりに直面している苦悩の表情なのか、あるいは何か別の理由なのか。
と、同時に、彼の顔は何かを悟ったような、ある意味吹っ切れた顔のように見える。
しかし、その後暗殺されたことからすれば、やはり暗殺予告があったのではないかと思わざるを得ないのである。恐らく彼はそれまでも脅迫や殺害予告などを受けてきたであろうが、この日は今回ばかりは自分は間違いなく暗殺されると確信していたのではないだろうか。
しかし、死ぬのは別に怖くない、なぜなら約束の地を見てきたからだ、と読めるのがスピーチ最後の部分である。
Well, I don't know what will happen now. We've got some difficult days ahead. But it doesn't matter with me now. Because I've been to the mountaintop. And I don't mind.
Like anybody, I would like to live a long life. Longevity has its place. But I'm not concerned about that now. I just want to do God's will. And He's allowed me to go up to the mountain. And I've looked over. And I've seen the promised land. I may not get there with you. But I want you to know tonight, that we, as a people, will get will get to the promised land!

そして、彼は翌日4月4日に暗殺されてしまった。
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(写真は1968年4月3日のマーティン・ルーサー・キング:NPRのホームページより)
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by NYlawyer | 2007-01-17 06:04 | Thought On...

The Peninsula Question

e0036628_141288.jpg船橋洋一『ザ・ペニンシュラ・クエスチョン―朝鮮半島第二次核危機』朝日新聞社

朝日新聞の著名なジャーナリストが、北朝鮮危機を巡る外交の裏舞台を、日・米・中・韓・ロシア・北朝鮮の関係者への取材を元に描き出すノンフィクション。700ページを超える大作だが、英語版も出版されるということで、またまた驚き。

こういう本を読むと、"intelligence"とか"strategy"とか"engagement"とか"commitment"という言葉の意味を我々日本人が他の国と同じように理解できているのか少し不安になってしまうのは気のせいだろうか。ま、アメリカ人とかロシア人が"パワーポリティクス・オタク"だと言ってしまえば、それまでだが。

なお、日本にも「対米追随をやめて自主外交を展開すべきだ」と主張する勢力は一定数いるのだろうけれど、この本で描かれる韓国の北朝鮮外交における自主外交の追及(とその失敗) を見ると、そんなに甘いものではないと思わざるを得ない。東アジアはきわめて地域的緊張が高まりやすいエリアなのだから一時の民族主義的高揚感で国益を損ねるような結果を招いてはならないのではないか、とタカ派的政権運営がもてはやされる感じのする最近の日本を見ていて思った。
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by NYlawyer | 2006-12-14 16:32 | Thought On...

The United Nations Headquarters

先日、LL.Mで一緒だった中国人と国連を見学に行ってきました。
安全保障理事会が開かれる議場
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国連総会が開かれる議場
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ちなみに、国連を舞台にした映画「The Interpreter」を先日ケーブルテレビで見たのですが・・何よりもストーリーがチープでつらかった。。ニコール・キッドマンって好みの程度に差こそあれ美人にカテゴライズされると思うのですが、演技力が全くない。こっちに英語力がないからって、演技力のなさまではごまかされないゾ。
e0036628_0515468.jpg

ビル全体。ただし、見学ツアーはこのビルに入ることはなく隣の2階建てのビルを廻るだけ。30分おきにやっているからそんなに待ちませんが、「休日」が国連独自に決まるのでそこだけ注意が必要です。
e0036628_055489.jpg
ツアー参加者は説明中であろうが何であろうがツアーガイドに勝手に質問を投げかけ、さながら初期のロースクールの授業のようで懐かしい。ガイドも答えようがない質問があり、ガイドに同情してしまいました。

* * * * * *
e0036628_11917.jpgツアーが終わった後に休憩したのですが、話題は、ある意味必然的に(?)日中関係になります。
彼はさほどエキセントリックではないし話しているうちに興奮するタイプではないので、そんなに激しい応酬にはならなかったのですが、結構盛り上がりました笑。
僕もこうなることは予想できなくはなかったので、わが国の立場を丁寧に説明しておきました。なぜ日本は第二次世界大戦(日中戦争)について謝罪しないのかとかという質問はよく聞かれます。あとは、なぜ中国当局は日本領事館に投石している連中を逮捕しないのかとか、なぜ領土問題について国際司法裁判所の判断を仰がないのかとかいろいろと議論はしましたが、内容はここでは紹介しません。


ただ、二つだけ、驚いたのは、彼は日本がまたアジアを侵略するのではないかと結構真面目に信じていることです。日本は謝罪しないのだからそう信じても文句は言えないという理由付け自体は分かりますが、「いつか来た道」論をニューヨークで聞くとは驚きでした。あと、彼は、北朝鮮による日本人拉致事件を知りませんでした。これはいろんな意味で象徴的です。

先日ちょっと紹介したフラット化する世界/The World is Flatでは中国とインドをかなり好意的に紹介しており、この点がこれらの国の政治的な成熟度を軽視しているとアメリカでも批判される所以ですが(Current affairs: The Collapse of Globalism by John Ralston Saul REVIEWED BY PAUL KENNEDY)、確かに、急激な経済発展に隠れている政治・社会問題は中国に沢山あるような気がします。
都市部を中心にかなり裕福になってきているとはいえ、留学前に欧米のローファームの支店(欧米のファームは中国進出に比較的熱心であり、北京、上海あるいは香港に展開している。)に勤務しアメリカのロースクールに留学に来ている連中が、「中国には戻りたくない」「ロースクール卒業後はアメリカで働きたい」と口を揃えるのには経済的な理由だけではない他の理由があるのは間違いありません(ちなみにポール・ケネディの久しぶりの新作は、国連に関するこれ
彼の本は今まで鈴木主税さんが訳しており、この方の翻訳は本当に読みやすいので僕は日本語版を読むと思います。)。

と、ここまで書いたところで、発見したニュースがこちら。石原知事、また「三国人」 治安対策めぐり発言
どっと疲れました。こういうニュースは一気に伝わるし、曲解されやすいし、こちらも弁護しようが無いので発言には本当に気を使って欲しいのですが。。
もっとも、国同士がどういう関係であれ個人の関係が重要であることは論を待たないので、こういう議論をしたからと言って、あるいは一知事がこういう発言をしたからといって二人の関係がギクシャクするということはありません(前者の関係では、むしろ、自国の立場をきちんと説明できない人の方が尊敬されないという印象を受ける)。
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by NYlawyer | 2006-09-18 01:01 | Thought On...

フラット化する世界/The World is Flat

e0036628_861937.gif「地球は丸いか」と問われれば、人は「丸い」と答える。では、「世界は丸いか」と問われれば何と答えるか。この本によれば、「世界はフラット化している」と答えるのが正しそうである。
トーマス・フリードマン『フラット化する世界』日本経済新聞社を西海岸に向う飛行機の中で読み始め、ようやく読了。

この本のいう「フラット化」というのは簡単に言ってしまえば「グローバリゼーション」の延長のようなもので、厳密に定義づけされていない(はず。見落としがあるかも。)。著者は膨大な事実・具体例を挙げてそれを積み重ねることで、「フラット化」しつつある世界を示そうとしている。著者が挙げる10のフラット化の要因は、以下の通り。カッコ内は僕が補充。

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by NYlawyer | 2006-09-06 08:47 | Thought On...

アメリカを探していますか?

ブログを読んでいる人には僕はアメリカが嫌いなように伝わってしまっているようだが、必ずしもそうではない。アメリカが好きみたいな話をちょっとすると、「え?でもアメリカ(NY)嫌いですよね?」と言われてしまうので、何とも言いようがない。こちらとしては(成果は別にしても)それなりの思い入れをもって留学に来ているつもりなので、あまり簡単に片付けられたくないのだが。
もっとも、全ての事を伝えようと思って丁寧に書いているわけではないので仕方ないのだが、結構難しいものだなあと少し考えてしまう。

それはさておき、先日マンハッタンにある日本の書店で、阿川尚之氏の新刊『マサチューセッツ通り2520番地』を見つけたので、早速読んでみる。

彼の本を最初に読んだのは恐らく高校生のときだ。
『アメリカン・ロイヤーの誕生―ジョージタウン・ロー・スクール留学記』を読んで、アメリカに留学してみたいと思ったものである。失礼な言い方かもしれないが、今となっては、この本は海外留学というものを完璧なサクセスストーリーではなく苦労話などを交えて誠実に記しているとの印象を受ける。

彼の文章はエッセイ調でもあり非常に落ち着いたトーンなので読みやすいが、日米関係や日米文化論などは鋭い考察も多い(ちなみに、彼は一貫して日米関係重視の姿勢をとっている。自民党の総裁選では日米関係とアジア外交が相対立する概念となっているように見受けられるが、個人的にも、日米が機軸であることを否定することが国益に適うとは思えない)。

僕が今まで読んだのは、順不同で、
『アメリカが見つかりましたか―戦後篇』
『アメリカが見つかりましたか―戦前篇』
『アメリカが嫌いですか』
『対論 日本とアメリカ』
『それでも私は親米を貫く』
『大統領を訴えますか―アメリカという国のかたち』
『変わらぬアメリカを探して』
こうしてAmazonで探してみると結構沢山読んでいる。

本を通じて(知らぬ間に)得ている「原体験」というのは確かにあって、僕の中のアメリカに間違いなく阿川氏の本は影響を与えている。約10年前に「ワシントンD.C.の」サマースクールに行ったのは、間違いなく彼の本を読んだ影響である。こちらにいる間に、新たな発見だけでなく、原体験を確認する旅ができるのならそれは素晴らしい時間になるだろう。

白亜のThe Capitol Hill、ポトマック川の上を飛ぶジェット機、整然と墓碑が並ぶアーリントン--
書いているうちに、ワシントンD.C.を再訪したくなってきた。
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The Burning Hudson
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by NYlawyer | 2006-09-02 07:45 | Thought On...

YouTubeでみる中田引退特番

YouTubeに日本で放送されたと思われる中田英寿の引退番組がアップされていた。
Nakata(1)から(15)まである。
ここまで赤裸々に語るのは結構珍しいような気もするがそうでもないのだろうか。
ワールドカップも終わってしまって今更の感もあるが、素朴な感想を列挙しておこう。

基本的な決まりごと(ex ディフェンスラインを高く保つのか低くてもいいのか)を監督が決めないのだとしたら、ジーコは一体何をしていたのだろうか(彼の仕事は何だったのか)。
サントスは素人目に見ても守備の基本が成っていないのが良く分かった。
何よりも、今回の代表チームは、ジーコの「自由」とトルシエの「規律」の2項対立とか、個人と組織だとか、そういう問題以前の問題だったような気がする。これが、巷で言われている川淵氏のトルシエ(時代)への異常なまでトラウマあるいはアレルギーによるものだとしたら、不幸である。
これを、ビジネススクールのリーダーシップやマネジメントの視点で分析してもらえると面白いのだが。

なお、YouTubeについては、梅田望夫さんのMy Life Between Silicon Valley and Japanに最近エントリーが立てられている。
YouTubeについて(1)
YouTubeについて(2)
YouTubeについて(3)
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by NYlawyer | 2006-08-02 14:05 | Thought On...

4年間

人によって違うのかもしれないが、4年間というのは、結構長い時間のように僕には思える。
4年もあれば色んなことができるし、成功や失敗を経て少しは成長もするだろう。
4年制の大学も卒業できてしまう。
ロースクールやビジネススクールへの留学で1年や2年日本を離れるというとき、その1年間や2年間は、決して「プラス」だけではないことを切実に感じるはずだ。その1年・2年は短いようでいて実は長いからだ。
自分が4年前に何をしていたのかと問われれば、少しの間考え、思い出し、今日までの軌跡を振り返ることだろう。そして、今日まさにその成果が問われるとなれば、胸の高ぶりを感じ奮い立つことだろう。

しかし、今回の日本代表は。。。一体この4年は何だったのだろうか。
ジャーナリストの金子達仁のクロアチア戦のエッセイ
誰だ、点が取れなくても良い、時間を稼げと思って川口を静止したのは。
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by NYlawyer | 2006-06-23 11:32 | Thought On...