約10年ぶりのアメリカ上陸。ニューヨークでの生活、写真。
by NYlawyer
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メキシコ滞在記1
JFKから4時間のフライト。メキシコに行ってきました。「メキシコでメキシッコ」とか言っていた小学生時代には考えられなかったことです(ネタが古くてすみません)。参考:メキシコ基本情報
まずはメキシコシティの写真をアップ---
今日メキシコシティがあるところには、もともと古代アステカの都テノチティトランがあった。テノチティトランは「蛇をくわえた鷲が降り立った地を都にせよ」というアステカの神話に基づき作られた都だが、もともとは湖があったところ。つまり、メキシコシティは湖の広大な埋立地なのだ。だから、世界遺産となっているカテドラル(↓)などの歴史的建造物も地盤沈下でかなり傾いているものが多い。
カテドラル(Catedral Metropolitana)
1573年起工・1813年完工、アメリカ大陸最大
ソカロ広場(PLAZA DE LA CONSTITUCION)
広場としてはモスクワの赤の広場に次ぐ、世界第2位の大きさ
確かに大きくて全貌を収めるのは難しい。
ソカロ広場に立てられているポールの影の部分で涼んでいる人々(これは示し合わせたギャグなのだろうか?)
国立宮殿(Palacio Nacional)
国立宮殿もカテドラルもソカロ広場に面している。
軍隊(MP)も常駐。屋根の上にはライフルを持った兵士も。
宮殿の中には、メキシコの歴史を描いた壁画がある(後述)。
宮殿付近の風景
フォルクスワーゲンのメキシコ工場で旧型ビートルを世界的に最後まで生産していたこともあって、旧型のビートルもタクシーとして多く走っている。
ちなみに、2,200メートルという高い標高によるものなのか、人口2,000万人がひしめく故の大気汚染のせいなのか、ちょっと息苦しい感じがする(なかなか息を飲めない、という感じ)。乾季であることも影響しているのだろう。光化学スモッグのせいで、メキシコシティの空は、ブエノスやリオの「抜けるような青い空」ではなかったのが残念。
メキシコシティは盆地なので奥に山が見えるはずなのだか、ご覧のとおり、霞んでいる。これは明らかに自然の霧や靄ではない。
メキシコの歴史が16世紀のエルナン・コルテス率いるスペイン人による侵略の歴史であること、メキシコ人の半分以上がスペイン系を中心とする白人と原住民との混血(メスチソ)で占められていること、劇画が描かれているのが政治的なモニュメントである宮殿の中であることなどから、壁画自体が政治的メッセージを帯びることは、ある意味、必然である。時の権力者と壁画家ディエゴ・リベラの思想が相容れず、宮殿の半分(歴史としては過去の歴史)まで描かれたところで作業は中断。リベラが死去したこともあって、メキシコの未来が描かれていない、いわば「未完の壁画」になっている。
メキシコの指導者を選ぶ大統領選挙は、今年7月に行われる。
まずはメキシコシティの写真をアップ---
今日メキシコシティがあるところには、もともと古代アステカの都テノチティトランがあった。テノチティトランは「蛇をくわえた鷲が降り立った地を都にせよ」というアステカの神話に基づき作られた都だが、もともとは湖があったところ。つまり、メキシコシティは湖の広大な埋立地なのだ。だから、世界遺産となっているカテドラル(↓)などの歴史的建造物も地盤沈下でかなり傾いているものが多い。
カテドラル(Catedral Metropolitana)
1573年起工・1813年完工、アメリカ大陸最大
ソカロ広場(PLAZA DE LA CONSTITUCION)
広場としてはモスクワの赤の広場に次ぐ、世界第2位の大きさ
確かに大きくて全貌を収めるのは難しい。
ソカロ広場に立てられているポールの影の部分で涼んでいる人々(これは示し合わせたギャグなのだろうか?)
国立宮殿(Palacio Nacional)
国立宮殿もカテドラルもソカロ広場に面している。
軍隊(MP)も常駐。屋根の上にはライフルを持った兵士も。
宮殿の中には、メキシコの歴史を描いた壁画がある(後述)。
宮殿付近の風景
フォルクスワーゲンのメキシコ工場で旧型ビートルを世界的に最後まで生産していたこともあって、旧型のビートルもタクシーとして多く走っている。
ちなみに、2,200メートルという高い標高によるものなのか、人口2,000万人がひしめく故の大気汚染のせいなのか、ちょっと息苦しい感じがする(なかなか息を飲めない、という感じ)。乾季であることも影響しているのだろう。光化学スモッグのせいで、メキシコシティの空は、ブエノスやリオの「抜けるような青い空」ではなかったのが残念。
メキシコシティは盆地なので奥に山が見えるはずなのだか、ご覧のとおり、霞んでいる。これは明らかに自然の霧や靄ではない。
メキシコの歴史が16世紀のエルナン・コルテス率いるスペイン人による侵略の歴史であること、メキシコ人の半分以上がスペイン系を中心とする白人と原住民との混血(メスチソ)で占められていること、劇画が描かれているのが政治的なモニュメントである宮殿の中であることなどから、壁画自体が政治的メッセージを帯びることは、ある意味、必然である。時の権力者と壁画家ディエゴ・リベラの思想が相容れず、宮殿の半分(歴史としては過去の歴史)まで描かれたところで作業は中断。リベラが死去したこともあって、メキシコの未来が描かれていない、いわば「未完の壁画」になっている。
メキシコの指導者を選ぶ大統領選挙は、今年7月に行われる。
by NYlawyer
| 2006-03-21 13:50
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